
まだ私が10代の頃、
ひとり暮らしを始めたばかりの台所には、
3合炊きの小さな炊飯器があった。
私はその炊飯器を使って、
特に何も考えることなく
朝のパンプディングを焼いたり、
ホットケーキを作ったりしていた。
大学を卒業して、食の道を進むことになってから、
私は雑誌でひとり暮らしの料理の連載を持つことになった。
ひとり暮らしでも、ていねいに生活を送るにはどうしたらいいんだろう。
そのことを料理を通してどうやったら伝えられるんだろう。
あれやこれやと悩みながら連載を続ける中、
ある時、担当編集者のYさんがおっしゃった。
「濱田さんの炊飯器クッキングとてもおもしろいと思う。もっといろいろ教えてください。」
そんな中から、2003年、私の初の著書『簡単!びっくり!炊飯器クッキング』がうまれた。
まだ、世の中に、炊飯器クッキングという言葉が無かった頃だ。
まるで想像もしなかったような反響があり、
その後、炊飯器シリーズをさらに2冊作らせていただいた。
この度、その炊飯器シリーズが、1冊の決定版によみがえった。
そもそも、電気コンロが一つ、といったひとり暮らしの小さなキッチンでも
料理を作ることができるように、
という思いがベースにあったから、
1冊めのレシピの基本は3合炊きにしていた。
でも、その後いろんな方に炊飯器クッキングが広まって、
5合炊きのレシピを求められることが増えた。
なので今回、改訂版用に、レシピを作り直しました。
5年間のうちに、何度も作ってみて、またいろいろのご質問を受けて、
少し分量や説明を変えたレシピもあります。
こうして見直すと、結構なボリュームで、びっくり。
煮物からお弁当、ケーキにパンまで、全138品。
ぜひぜひご活用いただければ、と思います。
『炊飯器クッキング決定版』(主婦と生活社)本日発売!
←この本のメンバーがお祝いしてくれました!