鍋のおなおし

5年くらい使ってきたバーミキュラの鍋がずいぶん傷み、表面のホーローがはがれてきました。
オーブンにがんがん入れたり、ふたを落としたり、ぶつけてしまったりして、写真のように。
ピンクの方は中の焦げ色がどうしてもとれずに残ってしまって、ずいぶん見苦しく。

そんなわけで、お直しに出しました。
数ある鋳物ホーロー鍋の中でも、お直しが出来るのがバーミキュラの魅力の一つだと思います。
一度すべてはがして、ホーローのかけ直しをしてくださるので、お色チェンジもできるんです。
キャー!悩むー!!!結局、18cmの方はピンクのまま、22cmの方はストーンにかけかえていただくことに。

その鍋が戻ってきました。

中も外もぴっかぴか。新品同様です。
大事な道具を長く使えるって、本当にうれしいものですね。
あと何十年でも、鍋はばっちり。
ってことは、この重さの鍋で料理ができるように、
私たちも筋力保って年を重ねなくっちゃ!と話したことでした。
(しかし、どうしたらいいんでしょう!?)


ヒガシマル醤油講習会終わりました

本日、大阪ガスハグミュージアムにて、ヒガシマル醤油「うすくちしょうゆで作ろう和ごはん料理教室」の講師をつとめさせていただきました。

70人以上の皆さまとお会いし、一緒に料理も出来て、とてもうれしかったです。(その10倍以上のご応募いただいたと伺いました。ありがとうございます!)
この季節ならではの、食べてからだを整えるコツ、うすくち醤油ならではの料理レシピなど、ご紹介いたしました。
関西の皆さんはとてもノリがよくって、明るくさわやかな雰囲気の楽しい時間でした。
また後日、主催のサンケイリビングさんWEBサイトにて、リポートが載る予定です。

この夏は、教室などの合間をぬって、兵庫県のいろいろなところに行ってみましたが、
ヒガシマル醤油さんの本社工場見学もそのひとつ。
電車を乗り継いで、たつの市まで足を伸ばし、淡口醤油作りを見せていただきました。

この写真は醤油作りの原料となる小麦(なんとヒガシマルさんは国産100%だそうです)が貯蔵されている塔です。

たつのというお水のきれいな場所(おそうめん「揖保の糸」で有名な揖保川が流れています)で長く作り続けられてきたお醤油を後世にも伝えたいと、会社の皆さまが誇りを持っておられることが、とてもすばらしいなと思いました。

場内を案内してくださった方が、「醤油作りはどんなに近代化しても、全国のどんな蔵でも、微生物と時間の力を借りないと作れないのは同じなんですよね。」と人間の力だけでは出来上がらないお醤油のことを愛おしそうにお話くださったのが、今も心に残っています。

私たちの足下にある食文化は、意識を持って守ろうと思わないと守っていくことができないかもしれませんね。
変わることが悪いとは思わないし、何もかも昔ながらのものがよいとも思いませんが、
大切なものを大切にしていきたいな、との思いをあらたにしました。


とろけるチョコケーキ

今月の料理教室のおまけデザートはフォンダンショコラ
〜とろけるチョコケーキです。
今回はお菓子やパンに特化した授業ではないので、
何より簡単で、作り映えのするものを選びました。
キッチンに立ってからほんの20分で完成するラクチンさ、
それでいて大人っぽい贅沢なデザート。
覚えておいて損のないレシピです!


ふっくらハンバーグ

今月のお教室に、続々と神戸の新しい生徒さんがお申し込み下さっていて、
毎日ご連絡をいただくたびに大喜びの私たちです。
本当にありがとうございます。

今月は、みんな大好きハンバーグですよー!

このハンバーグはですね。
恵比寿時代に、毎日毎日マキさんと一緒にありとあらゆるハンバーグを作りまくって、
「これがピカイチ!」
と編み出したレシピなんです。
オーブンを使わずしてこのふっくら感。
練る時に肉のジューシーさを引き出す、特別なコツがあるんです。
また、どの家庭にもあるようなフッ素樹脂加工のフライパンでだって焼けるように、
焼き時間も、焼き方も、火加減も明確に出しています。
ソースも珍しい材料は使っていませんが、この配合がとてもおいしいの。

ハンバーグって作ったことがない人は少ないと思うけれど、
おもてなしが出来るレベルのハンバーグはなかなか作れないのではないかと思います。
きっと自信を持ってまわりの方を喜ばせてあげられるようになりますよ。
教室にて皆さまにお会いできること、楽しみにしております!


『干し野菜百科』

6年前に出版させていただいた『干し野菜百科』(河出書房新社)重版のお知らせをいただきました。
8刷目です。
ああうれしい。本当にうれしい。
ご購入下さった方々、心からお礼申し上げます。
 
今日は何だかすっきりしないお天気で、雷まで聞こえましたが、これからカラッと秋晴れになると、
野菜が干しやすくなりますよ。
本に載せた通り、秋は、レンコン、ゴボウ、さつまいも(これだけちょっとコツがいります)などの根菜や、キノコがとてもおススメ。
セミドライでもドライでも楽しめます。
保存のためだけではなく、生とは味や食感が全く変わりますので、
干すこと自体が調理だと私は思っています。
スープやカレー、きんぴらやピクルスなど、いろいろ試してみてくださいね。


冷蔵庫で発酵パン

9月になってから神戸はすっかり秋。
夏にはあまりオーブンを使う気になれなかったのですが、
昨晩パンを仕込みたいような気持ちになりました。

実はわたし、自宅のキッチンには、調理スケールはおろか、計量スプーンすら置いておりません。
オフィスでかなりマニアックに研究をしているので、自宅では最低限のものでどんな料理が作れるかなあ、とバランスをとっているんです。
オーブンもデロンギの小さいコンベクションしかありません。
なので、ボウルにコップで粉を適当に2はい入れ(だいたい200gくらいだろう)、きび砂糖をひとつまみ、塩をティスプーンで軽くいっぱい(だいたい4g弱だろう→リーンなパンは2%が基本です)、水適当、で混ぜました。あとは冷蔵庫に白神こだま酵母のドライがあったので、ティスプーンで適当にはかって、ぬるま湯(これも手で適当に温度をはかる。お風呂よりぬるい30℃くらい)に3分くらい浸しておいて、生地に入れてこねるだけ。こねると言っても、1〜2分、ムラがなくなるまで混ぜるだけです。
これを、ホーローの容器(縦型。これがポイント。発酵時に生地がぶつかる壁があるから→だからこねなくてよいのです。)に入れてフタをして野菜室に入れておきます。

今朝起きて、ふたを開けて見てみたら、いい具合に膨らんでいます。
それを適当に分割して、丸めて(国産小麦に白神酵母なのでベンチはとらなくてもいい)、服を着替えたりしている間、あったかい場所(酵素玄米のジャーの上)に置いておいて、オーブンで焼きました。前に本に書いたけど、国産小麦でパンを焼く時は、いきなり高温ではなく、低めの温度から徐々に上げていくと、うまくいきます。今日は最終発酵に大した時間が取れなかったこともあり、その方法。最後に高温にして、計15分くらい焼いたかな。(デロンギは手回しなので、焼き時間も適当)

パンは焼きたてほやほやはおいしくないので(まだ中が落ち着いていないから)、せめて10分くらい置いてから食べましたが、手秤にしては、まあ十分な出来でしたよ。手作りにありがちなイースト臭は全然無くて、香りもよいし、味も悪くない。理想を言えば、もうちょっとだけ最終発酵の時間をとりたかったけど、朝起きたのが遅かったのでねー😉
仕込みに10分もかけず、家事の合間にぱぱっと焼く、たまにはこんなパンもいいですね。


東京で撮影

今朝起きると、秋の風に変わっていました。
いつの間にか9月なのですね!

昨日は久しぶりに東京で料理の撮影をしてきました。
8月は3回東京に出張したけれど、どの回も神戸より5℃以上涼しくて、
今年の夏は関西が特別暑かったのか、それとも東京が涼しかったのか!?
関西生活初心者の私にとっては「あつーい」しか言葉の無い夏でしたが、
それも少しずつ終わりのようです。

4月に神戸に引っ越して来て、東京のキッチンスタジオでの丸1日撮影は今回が初めてでした。
撮影の仕事は、料理を作るだけではなく、食材を手配することも含まれていますので、
今回は、東京にいる時から利用していたネットスーパーで注文して、スタジオに直接送ってもらい、
私は神戸から包丁と盛りつけ箸とエプロンだけ持っていく、という方法をとりました。
念のため東京には前泊しましたが、なんだか新人の頃みたいにドキドキして、
ネットスーパーでそろわなかった買い足し食材をホテルの冷蔵庫に忘れてしまったほど!!
(ああ、冷や汗が出た!ドジにも程がある!)
撮影は無事終わりましたが、本当にあせりました。

でも、東京の料理撮影のあの雰囲気は、(ほんの4ヶ月ぶりなのに)すごくなつかしくて、楽しかったなー。
毎回違うメンバー(編集者さん、写真家さん、スタイリストさん、ライターさんなど)が揃って、
美や健康や業界トークなどでワイワイおしゃべりしたり、差し入れのおいしいスイーツをいただいたりしながらも、
「撮る」ということにかけては、それぞれの分野で腕を磨いたプロフェッショナルがピリッと本気で誌面を作る、あの緊張感。
私は雑誌や本を作る仕事に携わることが大好きだったし、今も大好きだなー、と改めて思いました。
「この特集はぜひ先生に」とお声がけくださった編集長に感謝!!
これからも読者の方のお役に立つようなお仕事が出来るようにがんばろう、と気持ちをあらたにして、
帰りの新幹線に乗りました。

しかし余談ですけど、庭のホテル東京は何度泊まってもすばらしい。
写真はホテルの中庭を見ながら朝食後のコーヒーを飲んでいるところです〜。
(この後、冷蔵庫にものを忘れるなんて思いもせずにね><)
オーナー木下さんのご本(『庭のホテル東京の奇跡』)を最近読んで、ますますファンになりました。


うすくちしょうゆ料理講習会のお知らせ

料理講習会のお知らせです。

9月25日(月)11時から14時に、大阪ガスハグミュージアム4階キッチンスタジオにて、
「作ろう!和ごはん料理教室」の講師をつとめさせていただきます。
定員は72名で、なんと参加費は無料。
ヒガシマル醤油さんからたくさんのお土産もついていますので、
ぜひご参加下さいませ。
関西の皆さまにお会いできることを楽しみにしております!

詳しくはこちらから↓
http://mrs.living.jp/osaka/a_column/topics/2765976


お盆休み

先週、東京でのレッスンを終えて、そのまま広島に飛びました。
生まれ故郷の島に帰ると、産土神の厳島神社にご挨拶に行って、お寺に行ってお墓参りをして、夜は盆踊りに行くのがお決まりのコース。
あと今回は海に行って、沖合までひと泳ぎ。ふるさとの水に浸かると、すごく元気になりました。
私が小学生時代を過ごした家は、神社とお寺の真ん中にあったので、
お参りをするために神社からお寺への小道を通ると、
いつも懐かしさで泣きそうになってしまいます。
もう戻ることの出来ない、のどかな、いとおしい日々。
今も私の作る料理の根底には、あの少女時代があります。
あの海や土に育ててもらったなあと思うのです。

と同時に、今回東京で4ヶ月ぶりにレッスンをしてみて、
東京が私にとって第二の故郷になったのだとも感じました。
朝早い築地の場内を小走りで見て回り、全国から届いた魚の中からよさそうなものを調達したり、
勝手知ったるマキさんと恵比寿の花屋さんでお花を買ったりしながら、
皆さんにお会いすることが楽しみでなりませんでした。
教室では、大魚を「ちょっとおろしてみようか!」と言えば、
意気揚々と挑戦する女子(男子も!)たち。
私がいうのもおこがましいけれど、そこには料理を楽しめるだけ「育った」みんながいました。
ああ、東京という土地で、かけがえのない仕事をさせてもらってきたんだなあ。
そのことがありがたくてたまりません。

そんな20年ずつを振り返りながら、神戸に戻ってきました。
この新しい土地で、また一歩、足を踏み出そう。
そう思えるだけ、2つの土地から、たくさんの力をもらったお盆でした。


雑誌掲載のお知らせ

昨日の台風は大変でしたね。皆さまの地域ではいかがでしょうか。
(今は新潟の方へ進んでいるとかー。ご無事を祈ります。)
今日の神戸は嘘のように晴れてせみがジイジイ鳴いています。

私は、東京から関西にいらしていた久しぶりの生徒さんや、
初めてご参加下さる方にお会いできるのを楽しみにしていたのですが、
朝の時点でレッスンを中止にせざるを得ず、本当に残念でした。
どうかまたお目にかかれますように。

さて、掲載誌のお知らせです。
『日経WOMAN』(日経BP社)9月号 では、
「大人の教養がざっくり身に付く夏の必読本」という特集が組まれていて、
その中のP104「夢をかなえた5人が教養を磨いた本」というところで、
3冊の本をご紹介させていただきました。

私は本が大大好きで、活字を読まない日はありません。
が、しかし、編集者さんからこのお話をいただいた時に、
「きょ、教養って!磨かれているかどうかはあやしいですが・・・!!」
と3歩くらい後ずさってしまいました(笑)
でも今の私が出来る大きな礎になった本であることは間違いなしの3冊です。
7ページにわたる特集ですので、他の方々がご紹介なさっている本も色々読んでみたいなあと思いました♪