料理研究家 濱田美里

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たまご

2018.04.30 │ ブログ

連休の初日は、お友達が西区にある神戸ワイナリー(農業公園)に連れて行ってくれました。
そこにある産直のお店で買った卵(「神出の地卵」)がプルプル。
今朝、ごはんに乗っけて崩して食べたらしあわせな味でした。

卵を焼いている写真を撮っていて、なんか懐かしいなあと思ったら、
去年引っ越してきてすぐの頃にも、神戸の卵のおいしさに感動して、写真撮ったなあと。

昨日も、うわあ暑いなあ、神戸は日差しが強いなあ、と思いながら、
去年もゴールデンウィークにそう思ったことを思い出して、ハッとしました。
もうここで四季を味わったんですね!なんだかしみじみ。

話を卵に戻すと、私若い頃は卵ってそんなに好きでもなかったのですが、
神戸に来てから、大好きになって、1日1個は必ず食べるようになりました。
新鮮でおいしい卵が手に入りやすいのが本当にうれしく、ありがたい。
丹波や姫路のものも好きだし、
最近は、近所のコープで買う淡路島の平飼い卵がお気に入りです。

以前に新聞で、畜産農家の方が投書をしておられ、
卵というのは、その生産の手間や設備費に対して、あまりに売値が安い、
もうちょっとだけでも高くしてもらえないだろうか、ということが書かれていて、
確かに、買う側からしたら、安いのは本当にありがたいけど、
1個10円とか20円というのは(卸値はもっと安いはずだから)、
鶏の世話をして売る方からしたら大変なことだなあ、
せめて最低30円は払おう、と卵に対する自分の値段設定を変えたことがありました。

牛乳は牛の乳なので血液みたいなものだし、卵は鶏の子どもだから、
それらの質が人間のからだ(ホルモン)に与える影響は、野菜よりも大きいように感じていて、
ほんの数十円とか百円くらいのことですが、そこは贅沢しちゃおう♪と決めています。


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