ブルーベリータルト
2018.07.08 │ ブログ
神戸では今日ようやく雨がやみました。
幅広い地域でのニュースに、胸が痛みます。
これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。
さて、しばらく家から出ることができなかったので、
うちにある材料でタルトを焼きました。
以前に書いたかもしれませんが、神戸の自宅には大した調理器具を置いておらず、
オーブンもデロンギのちっちゃいコンベクションだけです。
もちろんケーキの型も無ければ、はかりすらありません。
冷蔵庫には生のおいしそうなブルーベリー。
そのまま食べてもよかったのだけど、コーヒーと合わせるべく、
北欧の田舎風タルトを焼いてみました。
折りたたむだけのこのタルトなら、
型が無くても好きな大きさに焼き上げることができるし、
変わった材料も必要ありません。
粉にオーツ麦かライ麦をちょっと混ぜたかったのですが、
もちろんそんなものも置いていないので、「あ!」と思いついて、
米ぬかをちょっとだけ混ぜてみました。
「米ぬか」って、言ってみれば「ライスブラン」だから(英語にしただけだけど!)、
小麦のふすま(ブラン)と大して変わりません。
香ばしくなるんじゃないかなと思って。
ササッと仕込んで、あっという間に焼き上がりましたが、
食べてみたら、大成功!!!
香ばしくて、風味があって、サクッとして(グルテンが無いから)、
精白小麦粉だけで作るより100倍おいしいわ。米ぬかバンザイ!
スウェーデンでは、こういう時アイスクリームとか、ホイップクリームを添えていたけど、
今日は省略、それでも十分なおいしさでした。
北欧のおやつは、甘さが控えめで、素朴で簡単。
家庭で作るのにはピッタリなので、
またお教室でもご紹介したいなと思います。