料理研究家 濱田美里

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黒い常備菜

2020.03.19 │ ブログ

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先日の腰痛の薬膳。
黒いものが体にいいのはわかるけど、
続けていくのが結構難しいかな〜と思うので、
カンタン常備菜を一つご紹介しますね。

◎ひじきのツナ炒め黒ごまあえ

作り方
①ひじきは水で戻します。
②フライパンにツナのオイル漬けのオイルを入れます。
③ショウガの千切り少々とツナをいため、さらにひじきを入れて炒めます。
④ツナの味がでているので、酒としょうゆ少々で味つけ。
⑤容器に移してから黒すりごまをたっぷり混ぜます。
(フライパンでごまを混ぜてしまうと、フライパンにくっつくので、
容器の中で混ぜるのがおススメ)

1回に使うひじきの量は、ツナ1缶に対して、乾燥で40gくらいでしょうか。
ツナでしっかりうまみが入るので、薄味に仕上げるのがポイント。
そうするとたっぷり食べられます。
作っておくと3〜4日冷蔵保存できるので、そのままでもごはんに混ぜたりしても、
お弁当にも重宝します。

最近ひじきは無機ヒ素の害が唱えられるようになったけれど、
私は常識的な量を食べている分にはそんなに心配はしていません。
でも小さなお子さんがいらっしゃったりする場合は、
ゆでこぼすと9割は抜けると言われていますので、
念のためゆでこぼしてから使われるといいかと思います。
(水戻しして洗うだけでも半分くらいは抜けるようです)

ひじきは鉄分、カルシウム、食物繊維が豊富ですし、
「腎虚の薬膳」ってつまるところアンチエイジングの薬膳なんですよね。
腰痛に限らず、毛髪のトラブルとか、前回書いたような症状がある方は
ふだんの食事に取り入れてみてくださいね。


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