料理研究家 濱田美里

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釣りクッキング覚え書き

2020.10.15 │ ブログ

先週だったか、初めて釣りみやげが1尾もない(坊主!)ということがあり、
それによって、かえって我が家の釣り部に火がついてしまい、
週に3回くらい魚がキッチンにやってくることとなり、
もはやインスタの記録が追いつかず、
ついには早朝釣りまで始まった今日この頃。
(そして今日のお土産はなんとハマチ!!嬉しすぎる!!)
どうやら、今の季節、早朝か夕方しか釣れないんですって。


というわけで、久しぶりに大きな魚をおろしましたよ。(二尾さばいただけで、こんなに身が取れるとは、なんと楽なことか^_^)

前々回に、チビ魚たちで作った即席ちらし寿司がすごく好評だったので、
(その日は小あじ、小イワシ、小サバを3枚におろして、
塩5分、酢3分程度でさっとしめて、酢飯に乗せた。3枚目の写真。
チビではあるけど、一月前よりずいぶん味がのってきている。)
今日は、紀州の手ごね寿司風に。

大きな魚をじゃんじゃん切って、
醤油:煮切り酒およそ3:1くらいのたれにさっとだけ漬けて、
酢飯にのせました。

東京に住んでいる時だったら、
今の季節なら、酢飯に菊の花をさっと茹でたのを混ぜたと思うのですが(シャクシャクして、色気があって大好き)、
神戸では、食べる菊が全く出回っていなくて、残念。
その代わり、商店街に美味しそうな露地物の秋茗荷があったので、
それとベランダの名残の青じそで。


新鮮なハマチって、
ハマチ特有の血っぽい香りや舌に残る感じが1ミリもなくて、
本当においしいものだな。
こういう魚の1日めは、スパイスも何も加えたくない、むしろ包丁をといでおきたいと思うから、
和食が生まれたのがよくわかる。

でも明日あたりからは、なんかパンチの効いた料理にしようと思ってますー。(だってまだたくさんあるんだもの!)




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