料理研究家 濱田美里

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中国語その後

2023.04.25 │ ブログ

中国語の勉強を始めて、ちょうど半年が経ちました。
半年経ったら報告しますね!と書いたので、
ここまでのお話をします。

(長くなるので、外国語習得に興味があったら読んでください><)

去年の秋に中国語をゼロから学習し始めて、
私が自分の体を使って一番試してみたかったことは、

「英語を習得した時と違う順番(耳と口から)で外国語を勉強したら、
どれくらい効率が良く、どんな感じで身につくのか?」

ということでした。

(私が子供の頃は、読み書きや文法から入ったので、話せるようになるまでものすごく時間がかかったから。
今の子供たちの英語教育と同じように、「聞く話す」から入ってみたかった。)

結論から言うと、この順番すごい!めちゃ速い!です。
若い頃に知りたかったよ!!!

まず一番最初にやったことが、NHK出版の初歩的なテキストを徹底的にシャドウイングすること。

最初の1ヶ月はダウンロードした本文をずっと聞いて、ほぼ暗記するくらいまで、
真似をして口に出していました。

(中国語は発音だけでなく、「音程」がイノチなので、外国の歌の耳コピをするみたいに、
そっくり真似をして音をとっていました。)

その間、ほとんど「書く」作業はせず、ずっとスマホの音声を聴きながら、
口を使ってしゃべっていたのですが、
これがまあおもしろくて、どんどん中国語が体に入ってくる感じ。

耳と口から入るってすごいもんだなあ!とびっくり仰天したのですが、
数週間やった頃から、

「できれば話すだけではなく、読み書きもバランスよくできるようになりたい。」

という欲が出てきたんですね。

そして、

「独学で効率的に外国語の4技能(読む、書く、聞く、話す)身につけるにはどうしたらいいのか」

と考えたときに、私はある方法を思いつきました。

「検定試験を使う」ということです。

語学の検定試験って、考えてみたら、その言葉を習得するための長年の叡智の結晶なんですよね。

「そうだ。勉強するためのガイドとして語学の検定試験を利用してみよう!」

と思いつきました。

中国語の検定試験には、
HSK(英語のTOEICみたいなの)が1→6級、
中国語検定(英検みたいなの)が5→1級、という感じでありまして。

中国語検定1級はプロ通訳でも難しいレベルらしく、
そんなにまでは全く必要ないので、

まずはHSKの3級から(1、2級は漢字のわかる日本人には簡単すぎる)始めよう。
とりあえず1年間でHSK3→6級くらいまで勉強すれば十分、と思ったわけです。

(HSK3級→中国語検定3級→HSK5級→HSK6級と進む予定)

それにあたり、どういう方法で勉強しようかと調べて、
以前にも書いた「SUPER CHINESE」という語学アプリを見つけました。

これがもう本当に素晴らしくて、徹底的に耳と口を鍛えてくれる。
と同時に、単語も文章の中で覚えられる。

私はこれを3ヶ月毎日続けただけで、HSK3級、中国語検定3級までパスできました。

(大学の第二外国語で2年が終わったくらいの、初級終了レベル。)

中国に赴任が決まったとか、急いで中国語を身につけたい方には、この方法、心からお薦めしたいです。
日常会話くらいなら全然困らないレベルまでカバーできます。

しかし!!!
ここにきて、とっても困っているんです。

なんと、このアプリ、まだ開発中なので、HSK5級用の勉強の途中(level7)までしか教材ができていないの〜。

私は今日ついに、この最後のところ(level7−18)まできてしまい、
突然、大海に放り出されたような気分。。。。

これから一体どうやって勉強すればいいんでしょうか。。。

ひとまず次の試験(HSK5級)は夏前くらいに受けようと思っているのですが、
もはや単語帳とかで単語を覚えるような方法は、
めんどくさすぎて全くできなくなってしまい、
この素晴らしいアプリの続きが早く開発されることを祈るばかり。

というわけで、仕方ないので、今晩も中国ドラマ「家族の名において」を見ます〜。
(←このドラマめちゃ面白い!)
そしてまた半年くらい経ったら、進捗をお伝えします😄


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