料理研究家 濱田美里

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水無月

2020.06.30 │ ブログ

こんなにも涼やかさに欠ける水無月があるかしら?


近くに和菓子屋さんが無いので、
ささっと作ってみたのだけど、
忙しくて小豆を煮る時間も無く、
冷蔵庫にあった市販のこしあんをテキトーに乗せてみたのでした(><)
(せめて粒あんがあればよかったのに!)


あの透き通った涼しげな小豆が、
水無月という和菓子の真骨頂だと思うので、
これはかなりのインチキミナヅキだけれど、味はよかったよ。


それにしても、今日で1年の半分が過ぎたのですね。
この6月の晦日に、半年分の穢れを祓っていただくべく、
(夏越の祓(なごしのはらえ)と言うんですね。関西に来て知りました。)
午前中は大雨の中、氏神様の神社ヘ行ってきました。


着いたときは豪雨だったのが、
お祓いが終わった頃には止んでいました。


神社では1ミリもお願いごとはしないと決めているので、
ただただ感謝のみ。
この半年間、元気に過ごすことができて、本当にありがたかったなと。


東京にいる頃の私にとって、水無月は何となく、
6月後半のお茶のお稽古の時に出てくるお菓子、
というイメージしかなかったけれど、
こういう流れの中で、必ず6月30日にいただく、生活に根差したお菓子なんですね。


和菓子は文化と結びついているから、
知れば知るほどおもしろいですね。
テキトーミナヅキだけどね。

#pinareesanpitak
#gustavsberg



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