料理研究家 濱田美里

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釣りクッキングおぼえがき

2020.09.19 │ ブログ


○今週の釣果(つりみやげ):小さいサバ18尾(17〜21cm)、何かわからない小魚1尾、メバルとかアイナメみたいな小魚2尾、小イワシ1尾


なんかまたサバが増えてきた。
シメサバの定点観測をしたいような気分で、大きめサバ(21cm)3尾はしめて、
5尾は朝食用に生姜煮に。
残りは冷蔵庫にあった野菜と一緒に、白ワインに合うようなモロッコ風?にしてみた。
これおいしい。これくらいのスパイス加減だと、ワインにもごはんにも合う味。必要最小限の塩分でありながら快楽がある。
メバルだかアイナメだかわからない魚が、小さくともサバより高級感がある味で笑ってしまった。
完食!


《作り方メモ》

A:21cmくらいのサバ3尾を酢締め(塩20分→酢10分)。短時間なのでいつも塩は強塩。あえて量ってみたら25%だった。今日は、切った後に、発酵たまねぎとオリーブオイルをかけたのが思いのほかおいしかった。

B:和風生姜煮。醤油、酒、みりん、水、生姜千切り。ホーローで火にかけて、20分ほど煮て、そのまま保存。出汁を取った後の昆布は冷凍しておいて、こういう時に落とし蓋として使う。

C:モロッコ風。ニンニクみじん切りを炒め、家にあった野菜(エリンギ、レンコン、長ナス、人参、じゃがいも全て乱切り)、冷凍庫の炒め玉ネギひとかけ、をむらし炒めにする。残りの魚全部(14尾)に、軽く塩とスパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック、ジンジャー全てパウダー、4:2:1:0,5くらいの比率)、イカナゴ魚醤をまぶす。魚が新鮮なので野菜の上にそのまま乗せてもいいかなとも思ったが、前回の失敗があったので、やや多めのオリーブオイルでさっと表面だけ揚げ焼きにするような感じに色付けてから、野菜の上に乗せる(念のため、焦げないように少しの水も入れた)。蓋をして強めの中火で5分くらい。余熱で少しだけおいて、ベランダのなけなしのイタリアンパセリと野菜室に3個だけあったアイコ(トマト)を薄切りにして散らす。






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