料理研究家 濱田美里

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釣りクッキング覚え書き

2022.11.27 │ ブログ

本日の魚は鳴門の釣り船から🐟

瀬戸内海ではすっかり鯛が釣れなくなっているので、
ハマチに照準を合わせて行ったらしいのですが、
それでも釣果は1尾。(大きさは結構ある!50cm以上。)
船長さんも「ここのところ全く釣れん」とのこと。

釣りの魚が帰って来た日は、
おろすだけで疲れるので、最近はすっかり「刺身&鍋」が定番に。

和風が続いていたので、本日はトマト鍋。
半身全てお刺身にして、好き勝手に生で食べたり、鍋でしゃぶしゃぶしたり、という方式。

(残りは脱気して冷凍。半身は骨をつけたまま、2つに切って塩フリージング。
今日はシーリングする前に、リードの脱水シートに包んでみた。)

一鍋でバランスを取りたいので、野菜はたっぷり。

オリーブオイルで、ニンニク、なす、パプリカ、カボチャ、きのこ類など、あれこれ炒めて、
(この時に、イカナゴ魚醤も一緒に炒めた。これが味のもと。)

蓋をして蒸らし、トマトソース、昆布だしで軽く煮る(冷蔵庫で干からびていたタイムも入れた)。

味を見たら、ほんの少し物足りなかったので、鶏ガラスープの素をちょっとだけ。

あとは、ハマチをしゃぶしゃぶして食べるだけ。

今日みたいに白ワインを合わせるとき、お刺身には、 
「魚醤(あるいはうす口醤油)少し+オリーブオイル(→この組み合わせ最高。魚醤苦手な方もやってみて。)」とか塩をつけるとよく合う。

そして一番の目玉は、いいだしの出た最後のスープにごはんを入れること。

(新鮮な魚だと全く臭みが出ない。釣りたてが手に入らなくても、お刺身でやると似た感じになると思う。)

とろけるチーズを乗せて蓋をしてさっと煮たら、トマトチーズ雑炊に。
こりゃあまりに美味しくてとろけそう
さあ、サッカー見ようかね。


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