料理研究家 濱田美里

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柿を干す

2025.11.01 │ ブログ

広島からたくさん柿を送っていただいたので
(KIKUちゃんありがとうございます🙏)
柔らかくなりすぎないうちに切って干し柿に。

柿は体を潤してくれる、この乾燥の秋にはありがたい果物ですが、
陰性なので、冷えやすい人や胃が弱い人には、食べ過ぎると負担になることも。
そんな時には、少し干すだけでも陽性に傾くので、おすすめですよ。

柿の皮を剥きながら、
若い頃通った師匠のお宅では、
秋にデザートで柿をいただいた後の皮を干しておいて、
冬にたくあんを漬けるとき、甘味づけに使っておられたなあ、
あの、師匠のたくあんがまた食べたいなあ、と
舌の上に懐かしさがこみ上げてきて。

季節の干し仕事って、
少しタイムワープするような力が
ありますね😊

✴︎「オンライン味噌レッスン」は、昨日ご案内してすぐに満席となりました。
どうもありがとうございました。
数名アーカイブ視聴の方がいらっしゃるので、
明日まで申し込みできるようにしておきますが、糀の上限に達したら、
それまでに締め切らせていただきますね。
どうぞよろしくお願いいたします。

味噌レッスンの時期をずらします

2025.10.31 │ お料理教室 ブログ

【オンライン味噌レッスンのご案内】

朝晩の空気がひんやりと感じられるようになり、
ようやく秋の深まりを実感する季節になりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

毎年恒例の「京作さんの米糀で仕込む味噌の会」を、
今年は11月に開催いたします。

これまで年明けの「大寒」の頃に行ってきましたが、
近年は気候変動の影響で冬が短く、春先の気温上昇が早まっていることに加え、
長く続く暑すぎる夏……。
味噌づくりにも、その影響が出やすくなっています。

ここ数年、同じ環境・同じ配合でも、
カビが出やすくなったり、発酵が進みすぎてゆるくなったり、
色が濃くなる傾向が見られるようになりました。

そこで今回は、仕込み時期を早めて、より安定した環境で熟成させることにいたしました。
また、塩分もほんの少しだけ控えめに(約11.2%)。
春にはちょうど食べ頃になる、まろやかでやさしい味わいに仕上がります。

お塩は今年も、ベトナム・カンホア湾の天日海塩「カンホアの塩」。
ナトリウム分が控えめで、ミネラルを豊富に含み、
お味噌にふくよかな旨味と自然な甘みを与えてくれます。
熟成期間が半年ほどでも、まるで一年味噌のような深い味わいに仕上がるのが魅力です。

毎年、皆さんと一緒に味噌を仕込み、
全国のいろいろなお宅で発酵していく様子を伺いながら、
私自身学ぶこと、気づくことがたくさんあります。

そして、皆さんと仕込んだお味噌をいただきながら、
「毎朝これがあるだけで、心も体も整う」としみじみ感じています。
手づくりの味噌は、体調を整えるだけでなく、
季節の移り変わりを味覚で感じる喜びがありますね。

今年もどうぞ一緒に、
次の季節に向けてお味噌を仕込みましょう。
お部屋をあたたかくして、ぜひお楽しみください😊

「京作さんの米糀で仕込む味噌の会」
 日時:2025年11月15日(土)14:00〜15:30
 形式:オンライン(Zoom)
参加費:6,600円(税込・材料2kg分・送料込み)
 ※追加材料(2kg分)4,400円(税込)もご用意しています。
材料はクール便でお届けします。
 当日は濱田美里によるデモンストレーションのもと、皆さんにも一緒に実習いただけます。
 リアルタイム参加が難しい方は、アーカイブ視聴も可能です。

✴︎現在、あと1席のみご案内可能です。
初めての方も大歓迎です!

詳細・お申し込みはこちら →https://office179.stores.jp

米粉おやつ講座

2025.10.17 │ お料理教室 ブログ

オンラインスクールmiroom にて、米粉のおやつの新しいレッスンを撮影していたのですが、
来月11/10からいよいよ公開になります。

私が本当によく作っている米粉のガレット、大人気のシュークリーム、そしてこの度新メニューのチュロスも入っています。

米粉のおやつってとても奥深くて、組み合わせや火の通し方一つで「もちっ」「さっくり」「ふんわり」と顔つきが変わるんですね。

小麦粉では出せない軽さ、香ばしさ、そして優しい口どけもあって、
お店ではなかなか食べられないので、ぜひ作ってみていただきたいなと思います。
初心者さんでも安心して作っていただけるよう、全行程の動画が入っています。

〜今だけのうれしい特典〜
今回は開始までの1ヶ月間(11/10(日)9:59まで)は先行募集期間とのことで、入会金などが無料になるそう。

https://miroom.com/courses/3444(←こちらからのみ特典にお申し込みいただけます。)

米粉おやつ講座については、11月10日の開講日から動画視聴が開始となりますが、
それまでの期間も他の講座(私のおだしや麹調味料、梅レッスン他、全ての先生の講座も!)を存分にお楽しみいただけるそうです。

そして、米粉おやつの次には、おせち講座も予定しておりますので、
この機会にぜひご入会くださいね!

おやつの時間が、楽しいものになりますように😊

蒸しナスの作り方

│ ブログ

お待たせしました!
蒸し茄子の作り方、動画にしてみました。
とてもシンプルな料理なのですが、
茄子の新しい味わいを楽しめるので
ぜひ試してみてください😊

 

 

【絶品】とろける蒸しナスの作り方|皮をむいて蒸すだけで驚くほど美味しい!簡単ヘルシーレシピ🍆

 

秋ですね

2025.10.08 │ ブログ

秋晴れが続いていますね。

とはいえ、夜になるとぐっと冷えるようになってきたので、
ついつい蒸し料理が増えるこの頃。
里芋やおいしそうな栗もお店に並び始めました!

前回書いたカルパッチョのナッツたれは、こんなふうに蒸し里芋と絡めても美味しい。
その際、クリームチーズをちぎって入れるのもおすすめです。

もちろん蒸しナスともよく合います。
そういえば皮をむいて蒸したナスってすごく使い勝手がいいので、
まとめて蒸しておくのがおすすめ。

和にも中華にももちろんあいますが、
私は、ごはんや麺代わりにミートソースとかかけたりするのも好き。
この食べ方は糖質を控えておられる方にとてもおすすめで、
いくらでも食べられます。

蒸し方にはコツがあるので、今度動画でご紹介しますね!

お魚食べよう

2025.10.02 │ お料理教室 ブログ

10月のオンラインレッスンのお知らせです。

(実は先日会員様にご案内し、すでに満席になったのですが、
今回は日曜日で動画視聴の方が多いので、リアルタイム枠の方に空きがございます。
初めての方もぜひどうぞ😊)

今月のテーマは「魚を食べよう!」

といっても、魚をおろすところからのレッスンではなく、切り身やお刺身で作れる簡単なものばかりです。

「魚料理って難しそう」「焼くくらいしかレパートリーがない」「刺身をお醤油だけで食べるの飽きた!」という方はぜひご参加ください。

どれも、簡単なのに見栄えも良く、おもてなしにも使える料理です。
そしてお魚の代用も自由なので、その日手に入った魚で作れるようご指導いたしますね。
(調理器具も問いません。蒸し器もなくて大丈夫。おうちにあるものでお教えします。)

写真に映っているのは、中華風のナッツカルパッチョ。
これね、難しそうに見えるかもしれませんが、市販の刺身に、カリカリナッツのタレをかけてネギを散らしただけ!

この秘伝のタレがものすごーくおいしくて、お刺身の質も腕もそんなに問わない(😉)ので、
ぜひいろんなお刺身で作っていただきたい。(実はお魚以外にもこのタレは使えるので、それはまた今度投稿しますね。)

というわけで、濱田美里のお魚料理、楽しみにしていてください。
魚はカルシウムたっぷりで、
✔️ 骨の健康
✔️ 美容
✔️ 更年期の体調管理
✔️ 成長期のお子さんの体づくり
にも役立ちますよ〜。

🍴メニュー
・白身魚の中華蒸し(ねぎ生姜ソース)
・鮭ときのこの辛味噌包み焼き(お子様用にマヨ味噌アレンジあり)
・鯛の中華風カルパッチョ 〜黒酢香味ダレとナッツ〜
+おまけレシピ(サバ缶リエット、パセリとちりめんじゃこのふりかけ)

📅 日時:2025年10月19日(日)14時〜
💻 Zoomレッスン(アーカイブ視聴あり)
💴 5,500円(税込・レシピPDF付き)
お申し込みはこちらから→https://office179.stores.jp

はちみつ梅酢の使い方

2025.09.12 │ ブログ

はちみつ梅を干した後の梅酢の使い方について、よくご質問をいただくので、
少し書いておきますね!

まず、この梅酢は、「酢+はちみつ+塩+梅のエキス」の味なので(赤紫蘇は入っていない)、
普通に甘酢として(すし酢のような感じで)何にでも使えます。
お昼にさっと一人分の酢飯が欲しい時なんか、チンしたごはんにささっと混ぜて、
お刺身やアボカドのっけたりね。

私が必ず冷蔵庫に入れているのは、たまねぎにこれを振りかけておいたもの。

2枚目の写真のように、容器にスライスした赤たまねぎ(あるいは、微塵切りの白玉ねぎが多いかな)を入れて、
容器の半分くらいまではちみつ梅酢を注ぎます。
軽く混ぜて1日くらい置いておくと、たまねぎから水分が出て、赤玉の場合はきれいに発色します。たまねぎの辛味も飛びますよ。(冷蔵庫で10日くらい十分保存可能)

これはたまねぎの旨みも入って、それ自体がドレッシングっぽくなるので、
ツナや野菜とあえたり、サラダチキンや白身魚のお刺身と混ぜたり、
さらにマスタードなど混ぜたり、
汁ごとあれやこれやと使います。
赤くてきれいなので、お弁当にもよく使うな。

3枚目の写真はたまたま昨日のランチで、
午前中外出していたので、
帰ってきてすぐにチキン(塩、コショウ、オリーブオイルまぶしておいた)だけ焼いて、
この赤たまねぎをソース的(レモン的?)に乗せたもの。
肉や魚焼いて、ちょっとさっぱり食べたい時にぴったり。
(魚の場合、即席南蛮漬けっぽい感じになる)

ちなみにこのプレートに載っているのは、作り置きのものばかりで、
隣の「キャベツちりめん」も、そういえばこのはちみつ梅酢を使っています。

(鍋にはちみつ梅酢、水、そしてたっぷりのちりめんじゃこを沸かして、
キャベツのざくぎりをドバッと加えて、一沸きしたら火を止めるだけ。
これも簡単ですごく美味しい常備菜。
キャベツの部分は、きゅうりとかセロリとか人参とか、他の野菜でもできます。
ちりめんじゃこがたっぷり入るので、成長期や更年期の方にとてもおすすめ!)

あと、調味料として使う場合、
梅の味や香りが嫌いなご家族がいる場合でも、ほぼほぼバレないのは、
カレーですね。
なんか味がぼけているな、という時に、トマト的に使うの。
ラタトュイユとかの味が決まらない時や時間がない時にも、少し入れるとぐっと深みが増します。
骨付きのお肉とかイワシを煮るのも柔らかくなっておすすめ(ちょっと醤油を合わせても)。

とまあ、書き出すとキリがないので、これくらいにしますが、
とりあえず、玉ねぎ切ってつけてみて!

梅干しその後

2025.09.11 │ ブログ

というわけで、梅の干し上がりもはるか昔のように感じられる今日この頃ですが、
今年は、夏の初めにあまり急な雨がなかったので、
割と全国のみなさん、いい具合に干せたようですね。

(生徒さんたち、お写真やご報告ありがとうございました!
まだの方、ぜひお写真送ってくださいね。楽しみにしています。)

熱が出ている時、また体力の回復期に、
はちみつ梅干しには随分助けられました。
つまむと体がスッと楽になってね。
そしてお粥やスープには、3年以上経った古い赤梅干しや種を。
(時間が経つと薬効が増すと言われています)

ばあちゃんっぽいですが、
こういう体が弱っている時には、
「梅はその日の難逃れ」という意味が
よ〜くわかりますね。
食べるもの全部、クスリという感じで、
ゆっくりカラダを治してもらいました。

それからハチミツ梅干しは
毎年楽しみにしてくださっている方々にも
プレゼントしました。
(倒れてしまってまだ送れていないところも💦)

今年は、とてもいい南高梅だったので、塩梅干しで赤紫蘇を入れなかった方は、
梅酢に戻さないバージョンも作ったり。
(こちらは長くおくと固くなってしまうので、割と早めに食べる用)

後はもう寝かせておくだけですが、
ハチミツ梅干しを干した後に残る漬け汁については、
きっと皆さまたくさんあまっていると思うので、
次の投稿でお話ししますね!

夏がいつの間にか終わっていた話

2025.09.03 │ ブログ

先月のオンラインレッスンの前日、突然高熱が出て、
病院の救急でコロナやインフルの検査をしたものの陰性。
血液検査では、おそらく何かのウイルス感染だろう、ということでした。
(私は基本的に冷えのタイプで、人生で数えるくらいしか熱が出たことがないので、もう熱だけであたふた💦)

翌日のお昼だけ奇跡的に熱が下がったので、なんとかレッスンも、動画編集も終えて、
ほっとしたのも束の間、また高熱が始まって、それから三日も熱が下がらず!

そしてやっと熱が下がったと思ったら、今度は全身真っ赤っかになり、
「ぎゃ〜何?アレルギー?」と思ったところ、
なんと、それで「リンゴ病」にかかっていたことが判明したのでした!
(リンゴ病って、病気の最後にりんごちゃんほっぺになるらしい。)

よく、麻疹やおたふく風邪のような子供の病気に大人がかかるとひどいと
聞いたことがありましたが、本当にひどいのなんの。

その後も、2週間以上、後遺症の微熱や、関節痛、筋肉痛、頭痛、むくみ、痒みが続き、
もう本当に泣きそうでした。

そんな中、ものすごくありがたかったのが、冷凍庫に小分けにして入れていたチキンボーンブロス。
たまたま病気になる前に、まとめて大鍋に作って冷凍していたんですよね。
「先週の私、グッジョブ〜〜〜!!」とベッドの中で叫びました。

とりの骨の出汁って本当にすごい。
病身には染み渡るようでした。
(miroomを受講されている方は、出汁のレッスンで「鶏だし」として、ご紹介しています。
本当におすすめ!https://miroom.com/courses/1545

そして昨日、やっと車の運転ができるところまで回復したので、
信頼している鍼の先生の治療を受けてきました。

先生が、脾だけでなく「腎」をかなり意識して治療してくださって、
今朝起きたら、信じられないくらい体の奥のモヤモヤした感じが無くなっていました!
そうよね、体ってこんなに軽かったよね、というくらい。

治療の後に、先生の方針を少し伺って、
そうか、むくみもあって、初期の舌はかなり湿邪〜という感じだったから、
私は脾や利水ばかり意識していたけど、
ここまで病気が来ていたら、腎だよな、そこに気が回っていなかったな、
と、改めて勉強になりましたし、

あの体の状況から自分でそれを立て直すのは到底無理なので、
こういうところが鍼治療の真骨頂だと思いました。
予防と病後に東洋医学は本当に強い。多謝。
(急性期や検査では、西洋医学にも思い切りお世話になりました!)

というわけで、私の夏は、リンゴ病界隈で終わってしまいましたよ🍎
リクエストくださった生徒さん達に9月もレッスンするね、とお話ししていたのに、
パソコンに向かうことすらしんどくて、ご案内できず、ごめんなさい。
完全に回復したら、また新しいレッスンを考えていますので、
今しばらくお待ちくださいね。

そして、みなさん、リンゴ病にはくれぐれも気を受けて!
(ちょうど先週の新聞に、この夏はコロナだけでなく、百日咳とリンゴ病が流行っているって
書かれてました〜〜〜><)

満席御礼

2025.07.30 │ ブログ

おはようございます。
昨日ご案内させていただきましたレッスンですが、おかげさまで早々に満席となりました。
ありがとうございました😊

アーカイブ視聴のみとなりますが、
まだもう少しの期間、お申し込みいただけるようにしておきますね。
どうぞよろしくお願いいたします。

濱田美里

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