料理研究家 濱田美里

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久々の釣りクッキング覚えがき

2020.12.02 │ ブログ

寒くなって、我が家の釣り部は解散しかけていたところ、
ほんものの大学釣り部くんが、ハマチを山のように釣って、
届けてくれました。
今朝明石で釣ってきたのだそう。
「お願いですから、半分はもらってください!」
半分って8尾!!(1尾1キロ以上!)

お礼に何にもあげられるものがないので、
昨日焼いたシュトレンで物々交換!
いただきすぎで交換になってない気が😅

そんなわけで今日は、ハマチをおろして日が暮れました。

せっかくなので生でも食べたいし、
できれば今日はシンプルにいきたいけれど、
食べる人のうち1人は今朝からやや風邪っぽい感じだし、
1人はぎっくり腰になりそうで、
お寿司のような体を冷やす料理はできれば避けたい。

ということで作ったのは以下の通り。

1、生:1サク分くらいだけたたいて、2種類でさっと和える→ごま油、すりごま、醤油/先日のキムチ作りで残ったヤンニョム 

2、8尾分の骨でとった濃厚な出汁でハマチしゃぶしゃぶ(ハマチ1尾分くらいの身をしゃぶしゃぶしまくる。後は野菜。)

3、カマは霜降りにしてアラ煮に(全く臭みがないので、甘辛くはしないで、みりんと醤油の薄味で。ものすごい量になった!)

4、残りのうち半分は、今後の朝ごはん用に、塩味と醤油みりん味で脱水シートに挟んで干物風にして冷凍。

5、後は半身ずつにして、下味はつけずに冷凍とチルド冷蔵。少しずつ使う予定。

40cmくらいの魚を8尾って、結構な力仕事で、もうクタクタ。眠い。
でも、新鮮なハマチのだし(焼いた骨のところを、水だけでコトコト煮た)って、
上品で、脂っぽさも臭みも全くなくて、ビックリするほど美味しかったなあ。
ブリまで成長してしまうと、こういう澄んだ味は出ないなあ。

一見何の変哲もないしゃぶしゃぶだけど、
こういうものは素材がないと決して作れない料理。
本当にどうもありがとうございました💕

あと、そのだしの味を見ている時に、
そういえば子どもの頃、うちの島にハマチうどんというのがあったような気がする、と何十年ぶりかに思い出しました。
あれ、おいしかったなあ。
だしが余っているので、明日記憶をたどって、作ってみようかな。


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