料理研究家 濱田美里

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ひっぱりうどん

2021.01.09 │ ブログ

お昼ごはんのひっぱりうどん。

朝からうーっすら喉が痛いので、
風邪をひかないよう早め早めに、メンテナンス。
午前中に漢方薬を飲んで(今度この飲み方お話しします)、
中脘(胃のところ)と風門(背中の肩甲骨の間)にお灸をしたら、
8割くらい治ったので、仕上げの(?)うどんです。


ひっぱりうどんは、昔、郷土料理の取材をしていた時に教わって、
すっかりうちの定番になったもの。

サバの水煮缶や納豆をトッピングするのが山間部流。
あとは麺つゆ、おろししょうが、すりごま、七味や柚子胡椒、
おぼろ昆布、生卵、海苔などお好きなものを用意して、
鍋からうどんを「ひっぱり」ながら、あれこれつけて食べるんです。


あれこれあるから食べる方もワクワクするし、
乾麺を大きな鍋でゆでている間に、
その辺にあるものを適当に小皿に乗せて(サバ缶は開けて出すだけ!)、
鍋のままドーンと食卓に出せばいいので、とっても楽チンなんです。


私はうどんの水を沸かす段階で、風邪気味の時は参鶏湯キットを入れちゃうのですが、
高麗人参などがなくても、生姜の皮や、ネギなどあったまるものをたくさん入れて茹でるといいですよ。 

下痢気味なら、ゆで終わりの頃にニラの刻んだのをたっぷり加えるといいし、
気虚の方は、トッピングに長芋(山芋)下ろしを添えるのがおすすめです。
食べ終わると体ポカポカになるよ。


*サンゲタンキットを入れた場合、一緒に食べる方が高血圧タイプならば、
参鶏湯の動画でお話ししたように、大根おろしを一緒に添えてくださいね。




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