丹波篠山へ行ってきました③〜婦木農場の牛さん達〜
2023.03.14 │ ブログ
いつか丹波へ行くことがあれば、必ず訪れてみたいと思っていたところがありました。
それは「丹波チーズ工房」。
3年前に丹波のキャンプ場へ行った時、
たまたま近くの道の駅でフレッシュチーズを買ったんです。
バーベキューで焼いた地元野菜にそのチーズを合わせてみたらとても美味しくて、
私はその味を忘れることができなかった。
(ちょうどYouTubeを始めた頃で、そのサンマルセランを撮っています↓
https://youtu.be/-MI05qYo618)
こういう味を作られる工房が近くにあるんだな、いつかお会いしてみたいなと。
調べると篠山の中心地から30分くらいで行けそうだったので、
(ややこしいけど、丹波篠山市と丹波市は違うのですね!)
事前に連絡させていただいて、今回ようやく足を伸ばしてみました。
細い道をくねくね登ると、ありましたありました、「フキ農場」。
こちらも代々(11代!)受け継がれている歴史ある農場だそうです。
ちょうど土日祝日はチーズショップも開かれていて、
1歳の看板娘ちゃんと若奥様が出迎えてくれました。
どれもこれも美味しそうなチーズばかり!
その後、牛舎を見学させていただきました。
この牛舎、全く嫌な香りがなく、牛さんたちがのどかに尻尾を揺らしていました。
生まれたばかりの赤ちゃん牛を見せていただきながら、牛のお産のことを伺ったり、
チーズ作りについてのお話を聞いたり。
ご家族みんなで力を合わせて暮らしを立てられ、
そして牛を家族のように大切に飼われているのが、お言葉の端々から伝わってきます。
「お母さん牛のお産の後は、いつも味噌汁を飲ませるんですよー。
うちは麹なんかも作っているから。
そうすると、お産で疲れた牛が元気になるのが早いんです。免疫力も上がるしね。」
牛さんは尻尾をゆらゆら。
そしてこのソフトクリームをいただきましたが、
まあなんとも上品な、抜けるようなミルクのお味。
あのチーズとまったく同じ、すっと、儚く消えるような、
くどいところの全くないやさしいお味。
ああ、ここに来ることができて本当によかった。この光景と出会えてよかった。
買って帰ったチーズをどんな風にいただいたかは、また次回書きますね。