料理研究家 濱田美里

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今年の梅干しもそろそろおしまい

2023.08.18 │ ブログ

先日の台風、大丈夫でしたか?

神戸はおかげさまであまりひどくはなく、
ようやく明日あたりからまた晴れ間が出てきそうなので、
私は今年最後の瓶の梅を干し始めようかなと思っています。

全国の生徒さんたちからも、ポツポツと出来上がりのメールが届いています。(みなさん、ぜひ送ってね!)

今年は地域によってお天気が全く違ったので、
早々に干し終えた生徒さんもいらっしゃれば、今日、

「ようやくお天気が安定したときに家に居れるので、今朝、梅を干すことができました!」

と送ってくださった生徒さんも。

その中で、ご質問がありました。

「Q.少しだけ皮が破れてしまった梅がありました
一緒に干しているのですが、、干し終わったらこちらはすぐに食べた方がよいでしょうか?」

とのこと。
これはですね、一緒につけてしまって大丈夫です。
破れ梅、壊れ梅というのは、一番気をつかわなくてはならないのは塩漬けの段階で、
どうしてもそこからかびやすくなってしまうんですね。

でも、ここまで無事だったものは、しっかり干せば、他の梅と全く同じように考えて大丈夫です。
もちろん、お味見用にパクリとつまんでも構いませんよ😉

2枚目のお写真は、今年3年目の生徒さんから。

「今年も無事干し終わって嬉しいです。
思わず三年分を並べて写真を撮ってしまいました。
三年経つとより美味しいということで、少しずつ食べて、三年経つのを持ってます」とのこと。

こうして3年分ならぶと、私までじわ〜んと感慨深い気持ちになります。

他の生徒さんからも
「梅干し作業今年もできて幸せを感じています!
3年目ですが、梅干しの作業がないと夏を迎えられない気持ちさえします。」
とのメッセージが。

コロナ禍下の3年間、本当にいろんな思いがあったけれど、
こうしてキッチンとキッチンで繋がって、梅仕事や味噌仕事をお伝えできたことは、
私にとって一番と言っていいくらいうれしいことでした。

もうすっかり皆さんの生活に根付いたと思いますし、
(考えてみると、私自身も20代の頃に師匠の家に通って、梅仕事などなどを教わり、
そろそろ自分一人で取り組めるかな〜と思ったのが3年経った頃だったような気がします!)

年間の漬け仕事を通して、全く別の場所に住んでいる生徒さん達の
環境や状況に応じたアドバイスをその都度するというのは、
料理研究家にとってもなかなかできる機会のないことなので、
学ぶことが本当に多かったです。

ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。
あとは時がおいしくしてくれるので、のんびり待ってくださいね😊


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