料理研究家 濱田美里

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干し野菜と水だけのスープ

2019.01.17 │ ブログ

今日のお昼ごはんには、持ち帰った干し野菜でたっぷりスープを!

出張の時はどうしても三食外食になってしまうので、帰ってきたら野菜をたくさんとってリセットしたいんですよね。そんな時に、野菜を切る手間もかからないし、あっという間に準備できるので、ぴったりです。

昨日の生放送中のご質問で、「干し野菜を戻した汁は使えますか?」というご質問がありましたが、これは最も分かりやすい例かな。作り方は以下の通りです。

1、鍋に干し野菜をがさっと入れる(汚れなど心配だったらさっと洗ってから。えのきはキッチンバサミで適当に切りました)

2、かぶるくらいの水を入れる時間があればこのまましばらくおいておく(今日は時間がなかったので5分くらい)

3、火にかける。煮立ったら弱火でコトコト。野菜が柔らかくなれば出来上がり(今日は30分くらい煮たかな)

材料は水と干し野菜だけで、塩すら入れておりませんが、なんと滋味深いこと。びっくりするほど濃厚な味わいです。今日はパプリカ、えのき、かぼちゃ、にんじん、トマト、しめじ、大根の干し野菜を入れましたが、えのきやしめじのようなキノコ類は必ず入れたいところ。そしてかぼちゃやパプリカトマトなど、甘みの出るものをミックスすると特に美味しいです。もし保温鍋とかほったらかしにできる調理家電をお持ちだったら、あっためて入れておくだけ。体をスッキリさせたい時、ぜひやってみてくださいね。

ごごナマ終わりました!

2019.01.16 │ ブログ

本日、無事ごごナマの放映が終わりました。ご覧下さった皆さま、どうもありがとうございました!実はギリギリまで、稀勢の里の引退会見が入るかもしれず、(その場合は、20分くらい短縮されたかも)ヒヤヒヤしたのですが、なんとか全部放映できて、よかったです。久しぶりの生放送だったので、緊張しましたー。でも、共演の皆様のおかげで、干し野菜の魅力を楽しくお伝えできたかな。ベジ牛丼のレシピは、NHKのホームページ「らいふ」でもご覧いただけます。ぜひお試し下さいね♪ (2枚目の写真は視聴者ファックスでいただいたもの!!すごーい!) #濱田美里 #料理研究家 #干し野菜#ごごナマ

本日、無事ごごナマの放映が終わりました。ご覧下さった皆さま、どうもありがとうございました!

実はギリギリまで、稀勢の里の引退会見が入るかもしれず、ヒヤヒヤしたのですが(その場合は、20分くらい短縮されたかも)、なんとか全部放映できて、よかったです。

久しぶりの生放送だったので、緊張しましたー。でも、共演の皆様のおかげで、干し野菜の魅力を楽しくお伝えできたかな。ベジ牛丼のレシピは、NHKのホームページ「らいふ」でもご覧いただけます。ぜひお試し下さいね♪

(2枚目の写真は視聴者ファックスでいただいたもの!!すごーい!)

テレビ出演のお知らせ

2019.01.15 │ ブログ

テレビ出演のお知らせです。

明日、14時よりNHK「ごごナマ」に出演いたします。テーマは、「ムダなくうまみ凝縮!干し野菜で3つ星レシピ」でございます^_^

そんなわけで、東京に向かっているのですが、ただ今、全豪テニスオープンの真っ最中。錦織さんと大坂さんの健闘次第で、明日は二回戦の生放送が入るかもしれず!!そしたらまた延期になります?

今晩にならないと決定しないので、東京のホテルで待機しますが、(今これを書いていたら、隣でマキさんが「相手の棄権で錦織くんが勝ちました!」と言ってます。さて、どうなることやら!?)無事放映となりましたら、ご笑覧くださいませー。

☆追記/放映決まりました!


黒ごまチーズケーキ

2019.01.11 │ ブログ

今月のおまけデザートは、黒ごまのチーズケーキ。
レシピの調整をしていますー。

野菜干してます

2019.01.09 │ ブログ

来週のテレビのために干しています。

今日は南のベランダの方が日当たりと風通しががいいので、こちらに並べて。

カゼ撃退と干し野菜と

2019.01.07 │ ブログ


今日からオフィスに出勤です。

朝起きたらなんとなく喉が痛く、ちょっと風邪をひきそうな気配!
早めに手をうっておきたいので、いつもの冷え性ハーブティに、エキナセアとネトルを加えました。(オフィスに着いたら午前中は大抵デスクワークをしているので、気分転換にその日の気分のお茶をいれます)

先ほど、年末年始に届いた郵便物を見ていたら、『干し野菜百科』の重版が入っておりました!9刷目とのこと、ご愛読本当にありがとうございます?

干し野菜と言えば、1月16日に、NHK「ごごナマ」に出演し、またご紹介する予定です。
日にちが近くなりましたら、お知らせしますね。(国会中継が入りませんように!)

新年のごあいさつ

2019.01.05 │ ブログ

新年あけましておめでとうございます。今年はなんだかあっという間にお正月が終わってしまった感じですね。


私はいつものように広島で新年を迎えました。いつもと違ったのは、初めて買ったおせちをいただいたこと!!
京都の2軒のおせちをお取り寄せしたのですが、なぜかというと、こんなわけです。


私自身のおせちは生まれ育った広島の実家の味をベースに、20年以上暮らした関東(江戸)のおせちが基本になっていて、教室で11年皆さまにお教えする中で、年々少しずつマイナーチェンジを続けてきました。


しかしここにきて、大きく自分の舌が揺さぶられております。というのも、関東と関西は本当に文化がちがう!


私はどこヘ行っても食からその土地をとらえてしまいますが、東京と神戸では、食べることのまわりすべて(食材や味にとどまらず、食卓でのコミュニケーションのとり方からエプロンの柄まで)、同じ日本でもまったく文化が違うことに驚くばかりの2年間で、そのことが本当におもしろく、たくさん影響を受けたのと同時に、古典的な日本料理を取り上げる際に、どこに着地したらよいのか混乱しているところもあり、あらためて、何か関西の味の指針のようなものを感じてみたかったのです。


そんなわけで、今年は「皆でああでもないこうでもないと言いながらよそで作られたおせちをつついて楽しむ」という初めての体験をしました!感想は、すばらしかったー、の一言です。特に吉兆のおせちは、一切の媚びが無く、スパンと竹を割ったようなお味でした。(そこはちょっと江戸料理にも通ずるように感じましたが、味の決め方(特に醤油の控え方)がやはり関西だなあと思いました)余計な飾りがまったくないシンプルさ故に、訓練された包丁使いや、素材の選び方、時間の足し引きの絶妙さが際立っていました。


それを一通りいただく、という体験は、そこに通底する音楽を感じるようなもので、むかし歌の先生がおっしゃっていた「耳が先なのよね。」という言葉を思い出しました。「音楽家は耳が先。いい音楽を先に聞くこと。だからいくつになってもどれだけできるようになっても、追いつけないのよ。どこまでいっても、耳が先。」


ただただすごいなあと嘆息する部分、ここまでは自分も出来ていると再確認する部分、この辺りに決めればいいのかと指針に出来る部分。よいお手本を持つこと。


そうだ、今年は「初心に還る」ことが出来る場所や、まだまだ自分がちっぽけだと感じられるものに出会う機会をたくさんもちたい、進んで足を運ぼう、と誓ったお正月でした。


広島のあちこちの山肌にはたくさんの傷跡が残っていたけれど、青い空にみかんののどかさは変わりなく、ふるさとで力をもらってきました。本年もしっかり働きます!どうぞよろしくお願いいたします。

年末のご挨拶

2018.12.29 │ ブログ

平成30年が終わろうとしています。

新神戸駅ののぞみは大雪の影響で25分遅れ!三宮のお肉屋さんNickのサンドイッチを駅で買い、寒いホームで待っています。

神戸に暮らして2年目。いつのまにか、濃口醤油よりも淡口醤油の減りの方が早くなり、カツサンドと言えば豚ではなく牛になり、酢飯の味加減もお煮しめのだし加減もパンの柔らかさも、少しずつ変わっていきました。

そんな風に神戸でのベースを築きつつ、北の国々や日本のいろんな場所を訪れ、学び、仕事する機会をいただいたこと、心からありがたく思います。お仕事でお会いした方々、教室の生徒さんたち、そしてこのようにインターネットを通していつも応援くださる皆様方、本当にありがとうございました!

私のふるさとの広島もそうでしたが、自然の猛威になすすべも無く、祈ることしかできない無力さを多く感じた年でもありました。料理は自然の恵みあってこそ、そして仕事は人とのつながりなくしてはできない、そのことを関西に住み、より感じるようになりました。

綱渡りのような、運動会のような日々でしたが、元気に今年の仕事を終えることができ、安堵しています。とくに神戸を留守にしての出張仕事は、スタッフのマキさん始め、周りの方々の協力無しには為しえないことでした。この場を借りてお礼申し上げます。

来年はいよいよ新しい元号が始まりますね。皆さまにとって、すこやかな、よき年になりますように。

余ったゆずの保存法

2018.12.25 │ ブログ

今月のおせち教室で、皆さんが飾り切りの練習をして残ったゆずです。

そのままお風呂にポーンと入れてしまっても良いのですが、

「皮を使った後のゆずの汁はどうすればいいんですか?」

とよく聞かれるので、ゆず汁の簡単な保存法を。

以前にも書いたかもしれませんが、たくさんゆずの汁があるときは、

酢と割って、瓶に入れておくと、とても便利です。

ゆずの汁100%だけだとどうしても日持ちが悪いし、

冷凍してしまうと、使い勝手が悪い。

ということで、私はゆずと米酢を2:1くらいで割って、冷蔵保存しています。

お酢がわりにあれこれ使えますし、半年くらいは十分持ちますよ。

ゆずやカボスなどの柑橘類がたくさんある時には、

傷んでしまう前に、試してみてくださーい。

クリスマスイブ

2018.12.24 │ ブログ

クリスマスイブですね。

写真はストックホルムの聖ヤコブ教会。
一年前の今日です。
12月23日にブラブラこの教会の前を歩いていて、
翌日聖劇が行われることを知りました。
24日、せっかくなので行ってみたところ、
スウェーデンの方達が続々と集まって、
皆にクリスマスのおかゆが振る舞われ、
聖劇が始まりました。

宗教や国の違いを超えて、
その雰囲気も、天使のような子どもたちも
何もかもすばらしかったし、夢のようだったけれど、
私がうわーっと思ったは、歌でした。

最後にみんなで聖歌を歌うときに、楽譜が配られたので、
スウェーデン語はよくわからないながらも、一緒に歌ってみたのですが、
声が自分のからだから全く離れて、浮いているように聞こえました。
それはたぶん教会の建築様式のためです。

劇の中でイエスキリストが生まれた時に歌われた「ハレルヤ」も、
昔声楽をやっていたときに、さんざん歌った曲だったけど、
まったく違う曲のように聞こえました。

西洋の芸術は教会を中心に生まれたんだな、ということ、
そしてクラシックの声楽は、あの高い天井に声が響くことが前提のもので、
この宗教観がベースに無ければあり得ない音楽なんだ、
とやっとやっとからだで知った感じでした。

日本で10年近く声楽をやっていたけど、
その文化の根っこのところには全然触れられていなかったんだなー、
と思うと、それがかえってうれしいというか、
まだまだたくさんの新しいことと出会うチャンスが残されているように感じられて、
わくわくしたクリスマスイブでした。
(その後行ったスウェーデン家庭でのクリスマスについては、またいつか書きたいと思います)

そして今年は、純日本スタイル(?)で、家中の年末大掃除をして、
こたつでのんびりしております。
そろそろキャンドルでも立てて、聖夜の準備をしよう。

皆さまのもとにも、心温かな夜がありますように!


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