料理研究家 濱田美里

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北欧5

2018.07.27 │ ブログ

ヘルシンキから2時間ほどフェリーに乗って、エストニアのタリンへ。
古い街並みの中、鮮やかな空に映る屋根のかたちや、壁の色々に目が奪われます。「異国情緒」という言葉がぴったり。

北欧4

2018.07.26 │ ブログ

午後、デザイン博物館を出てもまだ14時。どうしても諦めきれず、路面電車で、アアルト自邸を再訪。
行ってよかったー!!
やっぱり家は中に入らなくっちゃ。
毎時30分あるガイドもすばらしい。
すだれのカーテンや引戸など、30代のアアルトが日本から受けたインスピレーションもそこかしこにさりげなく。
そして入り込む夏の光が、どの部屋もとてもきれいだった。
しかし、フィンランドの日差しは、神戸に劣らず強く、日中はかなり暑い!
道端で売られている生のベリーをかじっていると、みるみる疲れがとれてビックリする。おそるべき北欧のパワーフード。

北欧3

│ ブログ

今回フィンランドで一番行きたかった、アルヴァ・アアルトの自邸。
はるばるバスに乗ってヘルシンキ郊外まで行ったのに、閉まっている!!
ショック!
オープンまで2時間もあり、泣く泣く帰り(外観の写真だけ撮った)、今度はハカニエミ市場でランチ。
そこでムーミンのクッキー型を見つけて、即買い!(ムーミン、ミー、スナフキン、ニョロニョロ)

北欧2

2018.07.25 │ ブログ

朝ごはんは、ヘルシンキのヒエタラハティ市場にて。大好きな黒パンサンドイッチ(juusto leipa)。
ベリーとクリームの甘いパン(tayte-pulla)は、伝統的な生地だそうで、カルダモンパウダーがたくさん練りこまれている。赤いベリーは、酸味が強く、スグリっぽい(リンゴンベリーかな?)。

北欧1

2018.07.24 │ ブログ

昨日からフィンランドに来ています。
今日のランチは、マリメッコ本社の社員食堂にて。
衣食住を軽やかにデザインしてしまう、北欧の魅力をまたリポートしますね。

北欧へ

2018.07.23 │ ブログ

今日からひと月ほど、北欧へ行って参ります。
ネット環境がバラバラのため、ブログのアップが難しくなるので、フェイスブックとインスタグラムにて、旅の様子をアップしますね。

フェイスブック
インスタグラム(misatoancienne)

お暇な時にのぞいてみて下さい。
尚、オフィスの営業は通常通りです。
どうぞよろしくお願いいたします。

→フェイスブック、インスタグラムからこちらにもデータを移しました!(9/24)

撮影の仕事

2018.07.20 │ ブログ

もう「暑いですねー。」しか声が出ない今日この頃です。
去年も神戸に来たばかりで暑い暑いと思っておりましたが、今年は輪をかけて日差しが強いように感じます。

先週から料理教室続きでしたが、終わってすぐに今日は雑誌の撮影でした。
7月と言えばもう秋の号を作っていますから、もちろん合わせの着物(冬物)です!!
しかも今回はオフィスの裏のテラスでも撮ることになったので、
酷暑の中、合わせの着物!!
反射板の光が強すぎて、スタッフ皆サングラスは必須です。

無事すべての撮影を終えて、みんなで試食もして、東京から編集者さんが持ってきて下さった
どら焼きをいただきましたー。ごちそうさまでした!

しかし、暑かったけど久しぶりの「ホーム」での撮影は超楽しかったなー。
(ここのところ「アウェイ」ばっかりだったから)
器を選んで料理を盛りつけ、カメラマンさんやデザイナーさん、編集者さん達と物を作り上げていくのは、本当におもしろい。
しかもこの神戸のオフィスはすごく動線がよくて撮影がしやすい上、
マキさんの動きも全然鈍ってない。(教室で鍛えているから)
東京にいた頃の撮影と、同じようで全然違う。
それは入り込む光や、見える景色、そこに暮らす人が違うからでしょうね。
となると、撮られた料理というのは、その土地や作った人の人生を反映しているー、
だから写真ってすごいなあと思いますね。

掲載誌のお知らせ/ESSE8月号

2018.07.11 │ ブログ

現在発売の『ESSE』(扶桑社)8月号、P60−61にて
「夏のコクうまさっぱりレシピ」を2品ご紹介いたしました。
この季節にたくさんとれる夏野菜を使った
からだにもやさしい、でもパンチもある味のレシピです。
ご参考にしていただければ幸いです。

ブルーベリータルト

2018.07.08 │ ブログ

神戸では今日ようやく雨がやみました。
幅広い地域でのニュースに、胸が痛みます。
これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。

さて、しばらく家から出ることができなかったので、
うちにある材料でタルトを焼きました。

以前に書いたかもしれませんが、神戸の自宅には大した調理器具を置いておらず、
オーブンもデロンギのちっちゃいコンベクションだけです。
もちろんケーキの型も無ければ、はかりすらありません。

冷蔵庫には生のおいしそうなブルーベリー。
そのまま食べてもよかったのだけど、コーヒーと合わせるべく、
北欧の田舎風タルトを焼いてみました。

折りたたむだけのこのタルトなら、
型が無くても好きな大きさに焼き上げることができるし、
変わった材料も必要ありません。

粉にオーツ麦かライ麦をちょっと混ぜたかったのですが、
もちろんそんなものも置いていないので、「あ!」と思いついて、
米ぬかをちょっとだけ混ぜてみました。

「米ぬか」って、言ってみれば「ライスブラン」だから(英語にしただけだけど!)、
小麦のふすま(ブラン)と大して変わりません。
香ばしくなるんじゃないかなと思って。

ササッと仕込んで、あっという間に焼き上がりましたが、
食べてみたら、大成功!!!
香ばしくて、風味があって、サクッとして(グルテンが無いから)、
精白小麦粉だけで作るより100倍おいしいわ。米ぬかバンザイ!
スウェーデンでは、こういう時アイスクリームとか、ホイップクリームを添えていたけど、
今日は省略、それでも十分なおいしさでした。

北欧のおやつは、甘さが控えめで、素朴で簡単。
家庭で作るのにはピッタリなので、
またお教室でもご紹介したいなと思います。

ところてん

2018.07.06 │ ブログ

すごい雨がつづいていますね。
皆さまご無事でしょうか。
うちの近所の川は、ゴーゴーたいへんな流れです。

写真は先日熱海でいただいたところてん。
熱海では海からテングサをとってきて干すのが普通らしく、
(その辺の道路でもたくさん見かけました)
その自家製干しテングサを使って、寒天を炊くのだそう。
「おみやげです。」と一つずつスタッフ皆に持たせて下さいました。

子どもの頃、うちでも祖母が「寒天突き」でツーッと突いてくれたものですが、
長らく手作りのものは食べていなかったなあ、うれしいなあ、
と思って包みを開けたら、細長く突いた形ではなくて、まるくそのまま固めてあって、
「ざんしーん!!」
と思いました。
プレゼントするのにぴったり。

そのまますくって、三杯酢でさっぱりたべてもおいしかったし、
黒蜜やきなこでもいけると思う。
何より、突かなくてもいいと思うと、気楽に作れますね。
プルンとした弾力が市販のものとは全然違って、ぜひまた食べたいと思いました。

なかなか海までテングサをとりに行くところまではできないけど、
今度広島に帰ったら、干したやつを買って来て、作ってみよう。

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