料理研究家 濱田美里

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お盆休み

2023.08.16 │ ブログ

今年のお盆も広島に帰ってきました。
今回は初めて一人で乗るSUPに挑戦したのですが、
これ、かなり好きだわあ。

静かな瀬戸内海の沖合から島を眺める気持ちよさよ!
運動がまるで出来ない中年女性(←私)でも相当楽しめます。

2時間漕いで降りた後も、全く疲れが残らないどころか、
なんだか体が軽いんです。
どうして?と思ったのですが、これはふるさとの海に浸かったからだけでなくて、
多分海の上でずっとバランスをとっているから、体幹が整うんでしょうね。
ヨガの後にそっくり(*_*)
来年もまたぜひやりたいです。

いつも帰省すると、その景色をお腹空いた子みたいにいっぱい目に焼き付けてしまうのですが、
お宮とお墓参りのときの、お寺の上から見た空と海の色、
子どもの頃から好きな群青色でうれしかったなあ。

たまっていた疲れがとれて、本当にありがたかったのですが、
SUPの時にかぶっていた帽子の影の下だけが(ほっぺの下半分だけがクッキリ!)、
強烈な西陽の照り返しで、めちゃ変な焼け方しているのだけ泣きたいです!!!>_<

麹を使って

2023.08.10 │ ブログ

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今日は朝から動画の撮影でした。
近くにパッと行けるお店がないので、お弁当持参。

丸一日動画を撮っていただくと、(写真の撮影と違って、声が入るので)喉がカラカラになります。
働いた〜という感じ。

今回は、一晩でできる手作り麹調味料をたっくさん撮っていただきました。
(ひそかに研究を重ねて、いっぱいレシピが出来ているの。)

麹って、付き合えば付き合うほど新しい顔を出してくれる、本当に面白い伝統食品だなあ、と思います。

特にネギ系のものと合わせたときのパンチたるや!
市販のスープの素っぽいものを全く使わなくて済むようになりました。
味がピタッと決まるので、お弁当作りにも本当に便利。
(今日のお弁当にも、使ってます😉)

秋くらいに動画がリリースされたらまたご案内しますね〜。

スイカの皮のひき肉炒め

2023.08.09 │ ブログ

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というわけで、スイカの皮のひき肉炒め、
動画にしてみました!

スイカやきゅうりのような水分の多いものを炒めるときの最大のポイントは、
そのまま炒めないこと。
この下ごしらえがとっても大事です。

逆に言えば、それくらいしか手間(?)のかかることはないので、
誰にでも、あっという間に作れます。

番組でもお話しした通り、スイカのこの部分はとてもむくみ取りの効果が強いの。

そして味や食感も、わざわざスイカを食べて作りたいくらいおいしいので、
今の季節、ぜひぜひ試してみてくださいね

(写真は、小さな子たちに、もっと食べたいよう、おにぎりにしてよお、とねだられて握ったもの。
それくらいごはんにもよく合いますよ!お試しを。)

[饗 #63]スイカの皮の新しい使い道!「スイカの皮のひき肉炒め」
https://youtu.be/ORX2GNlB_2c

懐かしい味と新しい味

2023.08.07 │ ブログ

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先日、東京時代にドキュメンタリー番組を作っていただいた
テレビのディレクターさんと、電話で次の番組のお話をしていた時、

「僕ねえ、濱田さんにあれ作ってほしいんですよ。あの漬物!スイカの!」

「え!スイカの皮の?実は私、今お電話いただく前にちょうど作ってたんですよ!!!」

「本当?あれねえ、懐かしい味なんだよなあ。」

「でも放映、秋ですよねえ。」

「そうだ、ダメだ!」
(振り出しに戻る。。。)

そう、私にとっても、スイカの皮の漬物は、懐かしいおばあちゃんの味。
子供の頃の夏休みにはいつも食卓にのぼっていました。

(でも東京で、自分以外にあの味が懐かしい人という人に初めて会いました!
どなたかいらっしゃいます?)

この夏もたくさんスイカの皮の漬物、作っては食べたのですが、
今年はスイカの皮がいつも以上にたくさんあるので、ちょっと冒険。

私、若い頃にタイで初めてソムタムという青パパイヤのサラダを食べた時、
これ何かに似てる!そうだスイカの皮だ!そっくりだ!と思って、

日本に帰ってきてからも、なかなか手に入らない青パパイヤがわりに、
いつもスイカの皮でソムタムを作っていたのですが、

それなら、青パパイヤで作るガパオっぽい炒め物とか、
あるいは中国の冬瓜とひき肉の炒め物みたいな雰囲気の、

醤油や味噌にちょっとパンチを効かせた炒め物にしてみたら美味しいのでは?と思い、
試したところ、これがビールのおつまみにぴったり!!!

(なんかいつもおつまみばっかりですみません><笑)

捨てられてしまいそうな場所ですが、案外いろんな料理に使えますね。
今年は何度も作りそうです〜。

スイカのガスパチョ

2023.08.05 │ ブログ

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スイカのガスパチョ、いい感じのレシピができました〜!
YouTubeにアップしましたので、ぜひぜひ作ってみてください。

私は先ほど、炎天下の中、たくさん歩かなくてはいけない用事があり、
家に帰ってから、冷蔵庫に入れていたこの冷たいガスパチョをごくごく飲んで、
ほんと生き返るようでした。
熱中症予防にとてもとてもおすすめのスープです。

そしてね、私は今回スイカという材料でガスパチョを作りまくってみて、
スペインの人がこのスープにオリーブオイルとパンを入れる意味を、
初めてカラダで理解した気がします。
動画でもお話ししましたが、日本人にとってのダシなんだなあ。

その諸々の組み合わせのおかげで、あまりエキセントリックでない、まろやかさと深みのある味に仕上がったので、
変わった味が苦手な方でもいけると思います。
ニンニクも使用していないので、朝のスープとしてもおすすめ。
ぜひ試してみてくださいね🍉

______

[饗 #62]ごくごく飲める夏のスープ。まろやかでバランスのいい配合に仕上がりました!熱中症対策にもむくみ取りにもいいですよ〜。
https://youtu.be/hJOW6GoF0jY

ヒイカでおつまみ

2023.08.03 │ ブログ

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ちょっとした覚え書き。

この時期、神戸では淡路あたりのちっちゃいイカ(ヒイカ)が、
びっくりするくらい安価で売られているのですが、
煮ても焼いても、柔らかくて本当に美味しい。

昨日適当に料理したのが、とてもいい味だったので、
忘れないうちに書いておきます。

イカは、軟骨だけ取って(引っ張れば簡単にスーッと抜けます)、
酒をちょっと入れて沸騰したお湯で1分くらい茹でて、
そのまま余熱で少しおいて、

(お刺身でも食べられるのだから、茹ですぎないことが最大のポイント!とろけるように柔らかく仕上げること。)

ザルにあげ、皿に盛ります。

小鍋でオリーブオイル、ニンニクみじん(私はニンニク麹があったのでそれを使った)、
唐辛子ちょっと、イカの塩辛(市販)をざっと炒め、茹でたイカの上にかける。
以上!!

これが美味しくて美味しくて。
(白ワイン、ビール、日本酒、なんでも合いますよ。)

イカの塩辛を炒めるのは、一昨年だったかな、YouTubeライブ配信で、
コンビニ食材でおつまみを作る(ぶっつけ本番で!)、をやった時、
とっさに思いついたことだけど、

その後アンチョビがわりによくこういう使い方をしています。
おつまみ作りに、とってもおすすめです(^_−)−☆

おっきなスイカで

2023.08.02 │ ブログ

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暑い日が続きますねー。

先週、西脇でいただいてきた「家の横の畑のスイカ」。
おっきい!

そのままでおやつはもちろん、
トマトと合わせてガスパチョにして毎日ありがたくいただいているのですが、

この組み合わせはほんと、暑さの疲れとむくみとりに効く〜、という感じで、
夏の体が喜びます。

せっかくなので、YouTubeに撮りたいなと思ったのですが、

私はいつも、その時の気分でレモンを絞ったり、はちみつ梅酢を入れてみたり、
ニンニクの日もあれば、生姜の日もあり、いやあ玉ねぎ麹も合うねえ、
みたいな感じで、ちっともレシピが定まらず。。。。

皆さまが試しやすいかなあというレシピになったら、アップしますね!

樹液の香り

2023.07.31 │ ブログ

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神戸から約1時間、
日本のヘソ、と言われている西脇市へ行ってきました。

今回はなんと、日が暮れてからクワガタをとりに山へ!
木の蜜の香りがするところにいる、ということで、
お知り合いの地元の方が案内してくださった山の木には、本当に2匹のクワガタが

「僕が小学生の頃は、昼間にあっちの山こっちの山行って、クンクン木の香りを嗅いでな。
カブトムシやクワガタが来そうな木に目星をつけては、取りに行ってましたわ。」

木の香りを探す少年!!!

そしてみんなで夜の山に入って、
虫が寄ってくるという、木の蜜のムワンとした香りを私は初めて嗅いだのですが、

少し離れていてもわかるくらい強烈で、
何よりそれが、白神こだま酵母でパンが発酵する時の香りとそっくりなことにびっくりしました。

あのクワガタの木はクヌギだったと思うのですが、
白神山地の木は確かブナだったから、木の親戚のようなものなのかしら。

香り。こればっかりは映像でも本でも味わうことができない。
私にとっては、あの香りと出会えただけでも、いいショートトリップでした!

梅干しの日

2023.07.30 │ ブログ

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今年はありがたいことに、去年のように突然の土砂降りが続くことが少ないので、
気兼ねのない量の梅を、ちょっとずつ、ぼちぼち干しています。

1枚目の写真は今干しているハチミツ梅干し。
確か6月の前半に漬けた南高梅です。
(生徒さんたちと一緒に漬けたものは8月に入ってから干そうと思っています️)

2枚目の写真は、先日アップした動画(https://youtu.be/Xq-2VGmIpKU)で少しお話ししましたが、

「わざと、あんまり梅干しには向いていないかための梅を、
追熟させて、ハチミツ梅干し用の液につけてみたもの」。

これはなぜ試してみたかというと、
熟した美味しい南高梅でつけると、短期間でふっくらジューシーで美味しいハチミツ梅干しができるのは
まあ当然と言えば当然なのですが、

そうでない梅で漬けた場合、液の中でアクが抜けるのにどれくらい時間がかかるかを知りたかったため。

今回のこの梅の場合、きっかり2ヶ月かかりました。
最初の1ヶ月はえぐみが強くて強くてとても食べられず、1ヶ月半くらいから抜けてきて、
2ヶ月経ったところで、まあ大丈夫だな、という味になったので干し始めました。
そして3日干したのがこれ。

いつものみなべ町から送っていただく南高梅と比べると小さいし、少し硬めなのだけれど、
太陽のおかげで最後の甘味も加わって、なかなかおいしいハチミツ梅干しに仕上がって、
ホッとしました。(この後もまた味がどんどんまろやかになるはずです。)

漬け仕事の面白いところは、こんなふうに、素材に恵まれなかった場合も、時間が挽回してくれる可能性がある、というところ。

私はそういうことにとても励まされます。
「あんまり才能もないし、今はできないけれど、時間をかければなんとかなるかも。」とね。
(特にここ数年は、そんなことの連続だった気がするな。)

あ!ところで、私知らなかったのですが、今朝の新聞によると、今日は梅干しの日なんですって!

7月30日は(「ナン(7)がサル(30)」で、 梅干し食べると難が去るのだそう。
暑い日が続きますが、皆さま、難を取り去って、元気に過ごせますように😊

桃とプチトマトのサラダ

2023.07.27 │ ブログ

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昨日から少しずつハチミツ梅干しも干し始めて、
念願の漬け液がとれました。
(去年の液はすっかり使ってしまったので、
これを待っていたのです!)

ハチミツ梅干しの漬け液に赤玉ねぎを浸しておくと、ほんっとうに便利で、
ドレッシングのように色々な料理に使えます。
(なければ、梅シロップ+酢+塩でも)

今日は桃をいただいたので、プチトマトと桃のサラダに。

ざくぎりトマトに漬けておいた赤玉ねぎをまぶしておいて、
切った桃の上にかけ、オリーブオイルを垂らすだけ。

ハチミツのほんのりした感じがとてもよく合いました。
毎日毎日いろんな形で梅の恵みをいただいています〜。

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